がん健診は医療技術に基づき、がんの死亡率を減少させることができる確実な方法です。
診断と治療の進歩により、一部のがんでは早期発見、そして早期治療が可能となってきました。
そのわけは、一つは総合健診、がん検診、人間ドックなどが普及したこと。もう一つはその精度が向上したことです。
特に5大がん(胃がん・子宮がん・肺がん・乳がん・大腸がん)については、正しい知識をもって定期的な受診を心がけるとともに、がんの早期発見のためには40歳代以降は1年に1回、がん健診を受けるようにしましょう。
胃のエックス線検査・内視鏡検査を行います。
エックス線検査では、バリウムとよばれる造影剤と発泡剤を飲み、異を空気で膨らませた状態にして、様々な角度から撮影します。内視鏡検査は、大人の小指ほど太さのスコープを口から挿入して、胃を観察します。
肺がんは「抹消型」と「中心型」に分けられます。
【抹消型】
がんなどの異常が白い影となって写る胸部エックス線検査が適しています。
【中心型】
痰の中にがん細胞が混じっていないかを調べる喀痰細胞診が適しています。
採取した便に潜血があるかどうかを検査します。
大腸がんは粘膜の表面にでき、そこから出血して血液が便に混じります。
便潜血反応検査という、肉眼では見えない微量の血液が便に混じっていないかを調べる検査が行われます。
子宮の頚部から、細胞を取って、顕微鏡で検査します。
この検査では、医師が綿棒やへらで子宮頚部を軽くこすって、細胞を採取します。それを顕微鏡で観察し、異常な細胞があるかどうかを調べます。
乳房を観察し、医師がしこりの有無を調べる視触診と、専用の装置(マンモグラフィ)により乳房のX線写真を撮ります。マンモグラフィは視診・触診ではわからないような、しこりになる前の早期のがんを発見するためのエックス線検査のことです。
前立腺がん検診は、前立腺から分泌されている血液中の前立腺特異抗原(PSA)という物質を測定するもので、簡単な問診と採血によって行います。
コース名(Op番号 ) 項目 |
税込料金(内税) |
胃がんリスクセット(ABC検診)(301) ペプシノーゲン1&2・血中ヘリコバクター・ピロリ抗体 |
¥5.832(¥432) |
胃老化検査(302) ペプシノーゲン1&2 |
¥3,240(¥240) |
胃内視鏡検査(303) 胃内視鏡 |
¥17,280(¥1,280) |
胃部X線(バリウム)検査(304) 胃部X線(バリウム) |
¥12,960(¥960) |
ピロリ菌検査A(305) 便中ヘリコバクター・ピロリ抗原 |
¥4,320(¥320) |
ピロリ菌検査B(306) 血中ヘリコバクター・ピロリ抗体 |
¥2,592(¥192) |
コース名(Op番号) 項目 |
税込料金(内税) |
肺チェックセット(402) 胸部CT、喀痰細胞診 |
¥16.200(¥1.200) |
胸部CT検査(403) 胸部CT |
¥12,960(¥960) |
喀痰検査(404) 喀痰細胞診 |
¥3,240(¥240) |
コース名(Op番号 ) 項目 |
税込料金(内税) |
前立腺がんセット(501) 骨盤部MR、腫瘍マーカー(PSA) |
¥23,544(¥1,744) |
腫瘍マーカー(前立腺)(502) PSA |
¥1,944(¥144) |
骨盤部MR検査(503) 骨盤部MR |
¥21,600(¥1,600) |
男性更年期(504) 男性ホルモン検査 |
¥1,296(¥96) |
コース名(0p番号) 項目 |
税込料金(内税) |
がんのリスクチェック検査(601) アミノインデックス(AICS) |
¥24,840(¥1,840) |
がん早期発見セット(602) 胸部CT、腹部CT、甲状腺エコー、マイクロアレイ、腫瘍マーカー(AFP)、アミノインデックス(AICS) |
¥144,288(¥10,688) |
体幹部画像検査(604) 胸部CT、腹部CT、骨盤部MR |
¥41,040(¥3,040) |
腹部CT検査(605) 腹部CT |
¥12,960(¥960) |
腹部エコー検査(606) 腹部エコー検査 |
¥5,400(¥400) |
膵臓がん血漿プロファイリング検査(610) PanC |
¥14,040(¥1,040) |
大腸がんリスク検査(611) c-PEP |
¥21,600(¥1,600) |
腫瘍マーカー(肝臓)(612) AFP |
¥1,728(¥128) |
コース名(OP番号) | 税込料金(内税) |
マイクロアレイ(胃がん、膵臓がん、胆管がん、大腸がん) |
¥86,400(¥80,000) |
アルコール遺伝子検査(食道がん) | ¥3,780(¥280) |
胸部のCT検査と喀痰検査により、肺に発生するさまざまな病気を発見します。
健診で発見される胸部異常影に対しては、呼吸器内科、外科との連携のもと、診断から治療までを迅速におこなっています。
肺がんを100%予防することは難しいですが、禁煙やバランスのとれた食生活、適度な運動をおこない、過度なストレスを避けるようにしましょう。
胃健診とは
エックス線検査で行います。 この検査はバリウムを飲んで胃のエックス線写真を撮影し、後で専門医師による写真の読影を行います。
病気が疑われる場合は二次健診として、内視鏡検査や直接エックス線検査による精密検査が必要となります。
がんの中で、日本人にもっとも多いのが胃がんです。
そのため胃がんの研究も進み、診断法や治療法は、世界でも第一線のレベルにあります。
今や胃がんは、早く見つければ完全に治る病気だと言っても過言ではありません。
X線を使って体の中を輪切りにし、コンピュータで画像処理することで、肺の内部を画像として見られるようにした検査法のことです。胸部X線検査よりもはるかに鮮明で詳細な画像が得られます。
痰を採取して、その中にどのような病的な成分が含まれているか顕微鏡で観察する検査です。肺や気管支など呼吸器の病気の発見に役立つさまざまな情報が得られます。
肺がんだけでなく、大動脈瘤や縦隔膜の腫瘍も検査の対象となります。
●肺がん
肺や気管支にできるがんで、リンパ節、脳、骨などに転移しやすい病気です。
風邪とよく似た症状を見せることがありますが、初期段階ではほとんど自覚症状がないので早期発見が大切です。
●縦隔膜腫瘍(じゅうかくまくしゅよう)
縦隔とは左右の肺にはさまれ、心臓や気管や食道などがある部位のことで、ここにできたがんのことをいいます。
進行すると咳や血痰が出たり、呼吸困難になったりしますが、初期はあまり自覚症状がありません。
●大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)
胸部大動脈や腹部大動脈の径が拡大し、こぶ状になったもの。
徐々に進行するため、初めはほとんど症状がありません。
大きくなって破裂すると大量の血液を失うため、命に関わる病気です。
胃健診で検査できる病気
●胃がん
胃がんは、正常な胃粘膜細胞の遺伝子が何らかの原因で傷つき、がん細胞へと突然変異したものです。がん細胞は無限に細胞分裂を行うため、増殖し始めるとどんどん進行してしまいます。早期発見で正しい治療をすれば、ほとんど治ります。
●胃潰瘍
胃潰瘍は、胃酸がなんらかの原因によって胃粘膜まで消化してしまい、胃壁がただれて傷ついてしまった状態です。症状の特徴は、痛み、過酸症状、出血といわれます。
●逆流性食道炎
逆流性食道炎は、食道に胃酸が逆流して食道の粘膜を傷つけることで起こる炎症です。
胃を切除した人や高齢者に多くみられます。
また肥満や妊娠によって胃酸の逆流が起こることもあります。
コース名(0p番号) 項目 |
税込料金(内税) |
胃がんリスクセット(ABC検診)(301) ペプシノーゲン1&2、血中ヘリコバクター・ピロリ抗体 |
¥5.832(¥432) |
胃老化検査(302) ペプシノーゲン1&2 |
¥3,240(¥240) |
胃内視鏡検査(303) 胃内視鏡 |
¥17,280(¥1280) |
胃部X線(バリウム)検査(304) 胃部X線(バリウム) |
¥12,960(¥960) |
ピロリ菌検査A(305) 便中ヘリコバクター・ピロリ抗原 |
¥4,320(¥320) |
ピロリ菌検査B(306) 血中ヘリコバクター・ピロリ抗体 |
¥2,592(¥192) |
コース名(0p番号) 項目 |
税込料金(内税) |
肺チェックセット(402) 胸部CT、喀痰細胞診 |
¥16.200(¥1,200) |
胸部CT検査(403) 胸部CT |
¥12,960(¥960) |
喀痰検査(404) 喀痰細胞診 |
¥3,240(¥240) |
女性の病気には、女性専用の健診が必要です。
マンモグラフィをはじめとして、乳房エコーや細胞診、触診、内診などで多角的に検査します。
子宮がんや乳がん、卵巣がんは自覚症状があまりありませんから、症状がないからといって安心できません。また、最近は若い人でもかかるケースが増えています。
自覚症状がないことの多い女性特有の病気、だからこそ早めの発見こそ最高の治療法。
安心を得るためにも健診を是非とも受けてください。
乳房に超音波を当てて、乳房の内部から跳ね返ってくる反射波を画像化して乳腺の状態を調べる検査法です。しこりを見つけた場合、しこりの形やその内容などもわかります。超音波を使った痛みのない検査で、すべて女性の技師が検査をおこないます。
子宮の頚部(子宮の入口部)および体部(子宮の内部)から細胞を採取して検査するもので、細胞に異常があるかどうかを調べます。(体部の細胞診は少し痛みを伴います)。
乳がんを診断する方法のひとつで、乳腺・乳房専用のレントゲン撮影のことです。デジタルシステムで撮影するため、一般的なアナログシステムより高画質な画像が得られます。女性の技師が検査をおこないます。
乳がん、子宮がん、婦人科感染症のほか骨盤部MRIあるいは超音波にて卵巣腫瘤(子宮内膜症による卵巣嚢腫も含む)、子宮筋腫なども検査できます。
●乳がん・子宮がん・卵巣がん
いずれも女性特有の怖い病気です。
乳がんは発生したしこりで発見されることがありますが、ほとんどの場合、自覚症状はありません。
最近は若い方でもかかる方が増えています。
●クラミジア感染症
クラミジア・トラコマティスを病原体とする感染症の一種で、感染していても自覚症状のない方が多く見られます。
不妊症の原因になることもあります。
●子宮内膜症
子宮内膜が子宮の内側だけでなく、卵巣や卵管、腹腔内、直腸の表面などに発生し、増えてしまう病気です。
強い生理痛を伴うほか、不妊症の原因になることもあります。
●子宮筋腫
子宮にできる良性の腫瘍です。
成人女性の20%~30%が子宮筋腫を持っていると言われており、珍しい病気ではありませんしかし、ごくまれに悪性腫瘍である「子宮肉腫」が見つかることもあります。
コース名(0p番号) 項目 |
税込料金(内税) |
マンモグラフィ検査(701) マンモグラフィ |
¥5,400(¥400) |
乳房エコー検査(702) 乳房エコー |
¥3,780(¥280) |
乳がん検査(703) マンモグラフィ、乳房エコー |
¥8,640(¥640) |
子宮頚がん検査(704) 子宮頚部細胞診、内診 |
¥3,240(¥240) |
子宮体がん検査(705) 子宮体部細胞診、内診 |
¥5,400(¥400) |
婦人科エコー検査(706) 経膣エコー、内診 |
¥5,400(¥400) |
婦人科MR検査(707) 骨盤部MR |
¥21,600(¥1,600) |
腫瘍マーカー(婦人科)(709) CA125 |
¥2,160(¥160) |
レディースセットA(40歳からの女性へおすすめ)(710) マンモグラフィ、子宮頚部細胞診、内診 |
¥7,776(¥576) |
レディースセットB(20歳からの女性へおすすめ)(711) 乳房エコー、子宮頚部細胞診、内診 |
¥6,264(¥464) |
レディースセットC(50歳からの女性へおすすめ)(712) マンモグラフィ、乳房エコー、子宮頚部・体部細胞診、内診 |
¥14,040(¥1040) |
レディースセットD(713) 子宮頚部・体部細胞診、内診 |
¥7,776(¥476) |
レディースセットE(714) 子宮頚部細胞診、内診、HPV(ヒトパピローマウイルス)DNAテスト |
¥10,800(¥800) |
レディースセットF(715) マンモグラフィ、乳房エコー、触診、子宮頚部細胞診、内診 |
¥11,556(¥856) |
HPV DNAテスト(子宮頚部細胞診と同時実施のみ)(717) HPV DNAテスト |
¥8,208(¥608) |
骨密度(718) | ¥1、512(¥121) |
更年期セット(719)45歳以上・閉経6ヶ月継続 ABI/pwv,骨密度、身体計測、血圧、腹囲、視力、女性ホルモン採血 | ¥9.720(¥720) |
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